みんな、誰かの「大切な人」。

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浜のあちこちに、浅からぬ傷跡を残した台風は
僕や仲間の心にも大きな穴を開けていった。

でも、いまだ、泥だらけの駐車場には
いつものようにサーファーの車が止まり
海にも彼らの影が浮かんでいる。




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また、波があがれば
この浜はサーファーの熱気にあふれるんだろう。
浜にきて、2〜3年の頃は自分も何だかワクワクしていたように思う。
波乗りなんて、全く出来ないくせに(今もそこは変わりない)
波がいいね〜なんて思っていた。


でも、いつの間にか知り合いが増えて
名も知らぬ「サーファー」から、
「中鉢さん」「ゆうすけさん」「ふみちゃん」「めぐちゃん」になり・・・・・、
僕はいつしか波が上がり、みんなが高揚していくことが楽しめなくなった。


「また流されたらしいよ」なんて、会話が年に1度は交わされるこの土地で
少しづつ慣れっこになっていく現実は、
それが、たまたま「名も知らぬサーファー」だったから。


でも、今回はそうじゃなかった。


僕はこの事をずっと憶えていようと思う。




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今日も空には、雲と光が踊り
海に差し込む光は、少なからず前向きなエネルギーをくれた。

さぁ、もう、切り替えていかなくてはと思います。

いま、自分たちが生きている事が大切な事。
嵐の後にも、必ず晴れがやって来るんだからね。




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七里ガ浜・絵描きのゴミ拾い日記
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Commented by NON at 2009-10-09 20:54 x
お知り合いの方だったんですね。。。
私は毎回、そんな話を聞くたびに(サーファーじゃなくても)
心が痛いし、自分もよく波にのまれて苦しいのを分かっているから辛くなります。
だからか?最近は無理をしなくなりました。
心配して待っている人がいることも知っているし

ゆうすけくんやふみちゃんも仲間だから心配だし
旦那が大きい波の海に入っていく時は帰ってくるまで心配です

自然相手に油断はできないですね。
Commented by かめやま at 2009-10-10 03:46 x
>NONさん

そうなんです。
僕がデイジーズカフェに勤めていた時、
毎日の様にアイスコーヒーを飲みに来てくれた方でした。
サーフィンの楽しさも怖さもちゃんと知っている人だっただけに
「何故?」「うそでしょ!?」っていう気持ちで
正直まだ実感は湧きません。

新聞などの報道を読めば事実なんだなと受け入れるしかないし
・・・・あまりにも悲しい出来事でした。

もう、だれ一人、いなくなるのは嫌ですね。

スポーツには危険が付き物で、
サーファーなら大きな波に乗りたくて、
ギリギリの線が楽しいんじゃね〜かって気持ちは良くわかります。
でも、それでも・・・自分も、まわりの人もいつまでも楽しくいられるように
無理をしないってことを、心に留めて欲しいなって
思わないではいられません。
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by tortoiseroom | 2009-10-09 17:39 | 絵描きの言葉 | Comments(2)

画家・亀山和明・鎌倉七里ガ浜を描いています。


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