失恋レストラン・デイジー。
2008年 10月 28日
「お話がしたくて来たんです。」
二十歳そこそこの女の子がそんなことを言って深夜のバーに入ってきた。
涙を浮かべているような表情に、もしや失恋話??と勘ぐり
少々ドギマギしつつも、40後半男としての威厳を保つため、
何事もないような平静を装い、ジンリッキーを作る。
「あの・・・思い悩んでるんです・」
(来た来た・・・・落ち着け、おっさん・・・・)
「私・・・・・・・・・絵、描いてみたいんですけど・・」
(何だ、そっちの話か)
すっかり、調子を取り戻した、おっさんは
いい気分で若者を励まし、楽しい時間をすごしましたとさ。
そして、今朝も気持ちのいい海を描きましたっての。
チャンチャン!!
by tortoiseroom
| 2008-10-28 12:35
| 絵描きの言葉